八月後半、まだ暑い日が続く。エアコンに足を向けて寝られない日々。(実際にはエアコンは俺の足元側から懸命に冷風を送り続けている。) 八月の前半に二十歳になっていた。二十年生き続けた。二十年目の特別なログインボーナスとして、酒とタバコを嗜む権利…
梅雨が明けたらしい。雨と曇りの繰り返しがすでに恋しい。夏の暑さが頭をぼやかす。散歩と課題の日々で特に書くこともないので文学風に俺の散歩について書いてみる。 えたいの知れない不吉な塊が私の心を終始圧えつけていた嫌悪と言おうか——。これはちょっと…
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